新潟で23歳の男に車で轢かれ、尊い女の子のいのちが失われてしまった事件。
正直またか、という印象の親ならツラい事件。
まず狭い住宅地・見通しの悪い路地でこどもが車に轢かれないためにはどういうふうに気をつけてあげたらいいのだろうか。
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狭い住宅地・見通しの悪い路地で交通事故を防ぐ考え方
- 車は基本的に突っ込んでくると思おう
- 大人や大型の車にとっては背の低いこどもは見えないものだと教える
- ミラーのある道路を利用する
- 危険予測という考え方
車は基本的に突っ込んでくると思おう
車は動く凶器だという認識を子ども自身が持たないと交通事故はなくならない。
それでもこどもは基本的に車が好きなんですよね。
交通安全というのは安全とはいいつつも、危険なことのほうが多いです。
車は基本的に突っ込んでくると思うようにさせないと、遭わなくていい交通事故に遭ってしまうかもしれません。
背の低いこどもは見えないものだと教える
大人や大型の車にとっては背の低いこどもは見えないものだと教えることが第一です。
トラックや大型の背の高いクルマなど、小学生よりも丈の高い自動車はたくさんあります。特に狭い住宅地・見通しの悪い路地では見つかりづらくなります。
ミラーのある道路を利用する
たとえば狭い住宅地・見通しの悪い路地の対策として、大きめのミラーがある道路をできるだけ通るようにしてもらうというのはひとつの対策です。
こどもが車に気が付かなくても、運転手側がこどもに気が付きやすい状況をつくるということです。
見つけてもらいやすくする、という意味では反射板のついたスカーフをランドセルなんかにつけるのもありますね。
夕方薄暗くなってきた路地で、ヘッドライトをつけた車を運転しているドライバーにとっては背の低い小学生なんかは発見しづらいものです。
そこでミラーのある道路を利用するなど、ドライバーから「見つけてもらいやすくする」というのは交通事故を防ぐ意味でとても重要な考え方になっています。
危険予測という考え方
自動車免許をとるときに、危険予測という考え方を否応なく学びましたよね。
危険予測。
実は日々もいろいろと気をつける時に役立っており、
「このままいくと左から人が出てきたらぶつかるかも?」
「あの自動車がもしアクセルを思いっきり踏んだら轢かれるだろうな」
「電話しながら自転車に乗ってる人がこっちに気づいてないな」
と言ったふうに、状況を深く読むことが出来るスキルって、気づこうとしないと気づくことが出来ないんですよね。
しかも状況やタイミングによってどうしても正しい行動が変わってきてしまうことも多いです。
いざというときに動ける人間になれるようにしておかないと、なにかあったときにただ交通事故に遭ってしまったり、不審者に刺されてしまったりと悲しい結果に繋がりかねません。
子供にとっては通学路は遊び場
子供にとっては毎日の通学路は遊び場なんですよね。
どれだけまっすぐ帰宅するように伝えていても、世の中には季節ごとにおもしろいもの、きれいなものがいっぱいあります。
ともだちと協調して帰る子もいるでしょうし、いちがいに遊んで帰るなとはいえないのがツライ所。
まとめ
- 車は基本的に突っ込んでくると思おう
- 大人や大型の車にとっては背の低いこどもは見えないものだと教える
- ミラーのある道路を利用する
- 危険予測という考え方
- 子供にとっては通学路は遊び場
子供にも危険予測という考え方を学んでもらって、狭い住宅地・見通しの悪い路地で交通事故を防ぐことを考える時間をしっかりもつことって大事なんですよね。
特にこういうつらい事件・事故が起こったタイミングだと話しやすいと思います。
つらい事件だから、と情報をシャットダウンさせるのではなく、我が子にふりかからないようになにが親としてできるのか?
なにを伝えておくことで、事故を防げるのか?
ということをちょっと話し合っていくのがいいと思います。